2019年に読んだ本

松井 玲奈著『カモフラージュ』
元乃木坂の松井さんの短編集。楽しくハッピーなお話はあまりなく、怖い感じや不気味な話が多かった気がする!

進士 素丸著『文豪どうかしてる逸話集』
むかしよくファミコンとかして遊んでいたシンジさんが!初の著書を!ってことで読んでみました。タイトル通り、文豪たちのどうかしてるエピソードがイラストと共に綴られた本です。文豪たちの基礎知識があったほうがより楽しめると思います。「直木賞」の名前の由来になっている「直木三十五」さんの名前のエピソードに度肝を抜かれました。

山田ルイ53世著『ヒキコモリ漂流記 完全版』
ルネッサ〜ンスでお馴染み髭男爵の山田さんのエッセイ。優等生であるがゆえ、ひきこもりになってしまった学生時代のお話などなど。

幕内 秀夫著『ドラッグ食: あなたを蝕む食依存と快楽』
ついポテチとかグミとか買って食べちゃうことが連日のように続いて、これはもうなんか病気だな、、って思って、この本を読みました。ピタリとやめてしまえば食べんでも平気になるけど、一度食べるとまた食べたくなってしまう・・・っていう現象。

秋山 佳胤著『不食という生き方』
こういう本を読んでは食べ過ぎに気をつけよう、と思うのだけど、食べちゃうね。

大竹 聡著『酔っぱらいに贈る言葉』
酔っ払いの名言集、みたいなエッセイ?解説文が戌井さんだったので!よみました!

銀座百点 編集『おしゃべりな銀座』
銀座に関するエッセイを集めたもの。戌井さんの「ご馳走になってばかり」という文章が載っていたので!よみました!




小倉朋子著『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』
日々の食事をなんとなく食べていないか、ちゃんと味わって食べているか、みたいな内容だった気がする〜。著者の方が昔から心がけていることなどが書かれており、フムフムと思ったけど、あまり入り込めなかった・・・



銀色 夏生著『秘密の花園作り つれづれノート34』
大好きなつれづれシリーズ!もう30年ぐらい続いているっぽい。すごいな〜。東京ではジムのプール、宮崎では庭づくりに燃える銀色さん。

池田達也著『しょぼい喫茶店の本』
以前読んだ「しょぼい起業で生きていく」に出てくる「しょぼい喫茶店」の店長さんの本。どういったいきさつで開店して営業していったか、ということが書かれております。やっぱお店をやるってのは大変なことですよねえ。ふむうむ。

落合 陽一著『これからの世界をつくる仲間たちへ』
この方の本が面白い!とオススメされて適当に選んで読んでみた〜。ふむふむ。

中島 美代子『らも 中島らもとの三十五年』
らもさんの奥さんのエッセイ。これこれ!私が読みたかったのはこういうやつー!でも読んだらいつもあんなにぽや〜っとしてる感じのらもさんも家では怒ったりしてたんだなあ、、とか、あとわたし、わかぎえふさんが奥さんだと勘違いしていた〜。違った。奥さんすごいな〜立派な方だなあと思いました。出会うべくして出会った感!

鈴木 創士著『ザ・中島らも: らもとの三十五光年』
中島らもさんと親しかった方のエッセイ。らもさんとの話がメインではあるんだけど、たびたびそこから脱線してらもさん関係ない話になっちゃったりして、私が読みたかったのはコレジャナーイと思ってしまいました。。

ポール・オースター著『ムーン・パレス』
なかなか面白く読みました!最終的に結構込み入った話になってきて、それらをちゃんと理解しきれてはいないかもしれないがおおむね面白く読んだのでヨシ。

P・G・ウッドハウス著『P・G・ウッドハウスの笑うゴルファー』
ゴルファー側の話をもう一個。読んでみたけど!なんかあんまり入り込めず!誰が誰やら!わからなくなってしまう病。

町田 康著『どつぼ超然』
日本国内のとある場所(熱海とか?)を散策してる感じの文章なんだけど、これはエッセイではなく創作なのだよなあ。文章に出て来る場所の写真が合間に入っている。多分町田さんが町歩きしながら写真撮って実際に起きたこともヒントにしつつ創作文章を書いたって感じなのかな〜。なんかすごく笑ったワードが出てきた気がするけど忘れた!

伊集院 静著『あなたに似たゴルファーたち』
ゴルファー側のエピソードも読んでみました。ふむふむっと。

桝潟 良子『キャディーさんのナイショ話』
キャディーさんとは、どのような仕事かな〜と思って読んでみました。著者の方は50歳くらいからキャディ業を始めたらしい。こんなお客さんは困っちゃう、みたいなマイナスなお話もありましたが、基本的に楽しく元気で明るい世界だな〜と思いました。

又吉 直樹著『劇場』
読み終わってだいぶ経ってしまい、ぼんやりとしか覚えていなーい。

原田 宗典著『十七歳だった! 』
原田さんの小説「スメル男」がとても面白かったので、エッセイも読んでみました〜。中高生の頃のお話あれこれ。なかなか面白かったっす。

原田 宗典著『優しくって少しばか』
色んなシチュエーションでの男女の会話が中心となっている短編集。なんだかわからないのやら、うわあ怖いってのとか、色々あってなかなかでした。

霜島 けい著『ぬり壁のむすめ』
時代小説なんですけどもとても読みやすかったです。

ピョートル ワイリ,アレクサンドル ゲニス著『亡命ロシア料理』
もくじが面白いなあ〜と思って読んでみました。ロシア料理食べてみたーい。作るのはなかなか大変そうな印象。

成毛 眞著『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』
ミドルエイジ向けの本ですが、フムフムっと読みました。語学は後回しでいいから海外で働いてしまえー!ってなことが書いてあった。ふーむうーむ。

原田 宗亮著『新たな“プロ”の育て方』
とある企業の社長さんの本。時代に合わせた「人の育て方」がある!と。ふむふむ。興味深く読みましたーーー。

井上 靖著『あすなろ物語』
これも何かで紹介されてた本だった気がする。翌檜(アスナロ)は「明日、檜になろう」としてなれなかった木であることが主題となってて、主人公が少年から大人になっていくそれぞれの時代の短編が6編収録されてます。なかなか。ふむふむ。

原田 宗典著『スメル男』
これも誰かのおすすめ本だった気がする・・・。無臭覚症の男がものすごい異臭を放ってしまうようになり周りが大パニック!みたいな話なんですけれどもメチャ面白かったです。著者は原田マハさんのお兄さんらしいですな。

ロバート B.パーカー著『初秋』
オーケンがオススメしていた本!シリーズ物らしい。両親のいざこざに巻き込まれてかわいそうな少年をほっとけなくて、なんやかんや世話を焼く探偵スペンサーさん。なかなか面白かったっす。これの続編で「晩秋」というのがあるらしいのでそちらも読んでみよう。

湊 かなえ著『花の鎖』
3人の物語が次第に関係性がわかっていく・・・ていう感じの話なんだけど、視点が切り替わるたびに状況がわかんなくなって、あれ?これ誰?ってなりまくりました。私こういうの向いてないーーー。映像で見たら理解できるのかもしれないけど。何の話?誰の話?文面から察しろと?無理ー!ってなってしまう私の脳みそ。

坂元 裕二著『往復書簡 初恋と不倫』
戸塚くんがおすすめしていた本!読んでみた!手紙やメールのやりとりだけなのにググッと入り込んでしまう。不思議。サクサクーっと読めちゃいました。面白かったです。著者は「東京ラブスリーリー」の脚本家さんらしい。

えらいてんちょう著『しょぼい起業で生きていく』
先日「しょぼい喫茶店」というお店に行ったので、気になって読んでみました。しょぼい喫茶店のオーナーさんが書いた本。面白い生き方してる方がいっぱいいるから、どうにだって生きていけるなあ〜と安心します。

デーヴィッド・マークス『AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語』
日本のファッション文化の歴史などなどが書かれた本。アメリカの文化を取り入れて、それがどうなっていったか、とゆーのがメインで書かれてます。まるでその当時の出来事を全部見てきたかのように書かれててとても読みやすいんだけど、きっと取材して書いたんだろうなあーすごいなあーと思いながら読みました。英文で書いたものを翻訳しているようなので、翻訳家の方も素晴らしいのだなあ〜。ファッションとかあまり興味のないわたくしでも楽しく読めました。

深沢 七郎著『書かなければよかったのに日記』
エッセイ集。漂うように生きているなあ〜いいなあ〜と思いました。巻末の解説文は戌井さん!

荒金 天倫,高田 明和著『死を見つめる心の科学』
オーケンのエッセイで紹介されていた本。ふむふむーっと読みました。一律になるはずの確率が、結果がこうなるように、と念じることによって偏りが出る実験のことが書いてあって、念じるパワーってのがあるのだなあーと思いました。

大谷 映芳『森とほほ笑みの国ブータン』
幸せ度ランキング1位の国!みたいに良く聞くので、ブータンってどんな国かなあ〜と思って読んでみました。・・・がッ。この著者さんはかなり昔からブータンに通ってらっしゃるらしく、昔の写真(1980年代頃のとか)が多数載っており、でも文章は最近のブータンが観光地化されてだいぶ変わってしまった、という内容だったので、やはりその国ならではの良さってのは年々失われていってしまうのかなあ、、と寂しく思いました。いろんな国行ってみないとなあ〜。

和田 登著『いつもUFOのことを考えていた』
オーケンのエッセイで紹介されていた本。この本が、オーケンのUFO好きのきっかけとなったらしい。これ読んだら私もUFOに興味がわくかなあ!と思って読んでみましたが、そんなに興味はわいてきませんでしたー!オーケンの話を聞く程度でいいや〜。

大槻 ケンヂ著『オーケンののほほん日記』
オーケンのエッセイを読み返してみるシリイズ。むかーし読んでるけど再読。オーケンが精神的な病に悩まされている期間のことなどなど。大変だったであろうなあ。オーケンが活動を続けていてくれて良かったなあ。と、思いながら読みました。巻末の解説がドリアン助川さんで「山形県の農家の方が、大槻君のためなら畑を貸してあげてもいいと言ってくれました。少し都会を離れて土まみれになるのもいいかもしれません。」って書いてて!オーケンが山形の農家で土にまみれてたら笑うー!私も一緒に土にまみれたいー!

殿山 泰司著『殿山泰司ベスト・エッセイ』
役者さんのエッセイ。なかなか面白かったです。町田康さんのエッセイのテイストの大本はこの方だったりするのかなあと思ったり。マズイ食べ物に対して「ミシンの味がする」とか「ミシンは布を縫う機械だよバカヤロウ」とか書いてあってクスクス読みました。解説は戌井さん!!