2022年に読んだ本

★ 今読んでいる本 ★
中島らも著『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』

森博嗣著『悲観する力』
世の中は「楽観的」が良しとされ、「悲観的」は悪いイメージだけど、「楽観し過ぎるのは良くない。もっと悲観した方が良いのでは」という森さんの教え。言葉のイメージがわかず、理解が難しい・・・と思う箇所もあったけど、読了。「皆がAと言ってるからAであるはず」とか、「人気があるから面白いに違いない」とか、そういった思考は楽観的であって、「自分にとっては違うかもしれない」「環境が変われば違うかもしれない」みたいな、悲観的思考を常に持っておいたほうが、その後のガッカリ感が少なく済む、的な教えなのだと理解しました。

石井 あらた著『「山奥ニート」やってます。』
周防大島に移住された中村明珍さんの本とも、また少し違った山奥移住生活をしている方の本。この方は和歌山の山奥のようで、でも現地に元々住んでいるお年寄りと共存している感じとかは、中村さんの生活に近い感じがしました。うまく溶け込めれば、どこでも生きていけるよなあ〜。この著者の石井さんの場合は、ニートを自立させる、みたいな活動をしているNPO法人が既にあって、そこの協力のもと生活を始めたけど、そのNPOの代表の方が亡くなられ、結局はそのNPOも維持しつつ生活できる場所の提供もあったことで、今では15人の人々が暮らす場所になっている、というお話でした。街に降りるのに車で2時間かかる場所らしい。こういった面白い生き方をしている方々の成功例がどんどん増えて行けば、生きづらさを感じている人の救いの場になっていくのでは、と思いました。

甲田 幹夫著『ルヴァンとパンとぼく』
渋谷のはずれのほうにある有名なパン屋さん「ルヴァン」。気になりつつ結局一度も行ったことなかったけど、このお店の店主の甲田さんの本があるんだ〜!?と思って、読んでみました。全く別の業種だったところから、ゼロの状態でパン屋を始めたこととか、へえ〜!ほお〜!と楽しく読みました。きっととても素敵な方なんだろうなあ〜。素敵なお店なんだろうなあ〜。いつかパン食べてみたい。

伊坂幸太郎著『バイバイ、ブラックバード』
タイトル聞いたことあるけど、読んだことなかった〜。これメチャ面白かった〜。最初から最後まで不明なまま終わるところもあるんだけど、そのことが気にならない世界観。主人公は「とあるバス」に乗せられて連れていかれる予定で、最後に付き合っていた5人の女性にお別れを言いにいく、みたいなストーリー。そこに謎の繭美という巨女が同行する様子が面白い〜。最後の終わり方も良かった。

佐藤 多佳子著『しゃべれども しゃべれども』
タイトル聞いたことある〜、映画にもなった作品だ〜!と思って、読んでみました。読みやすい文章だった〜。お喋りが苦手な人々が、主人公の落語家に落語を習って、少しずつ変わっていく、、的なお話。それぞれの登場人物のキャラもわかりやすいし、良かった。終盤は小学生の男の子が割と主軸になって話が展開していくので、この子の役どんな子が演じたんだろう〜!?映画版気になる〜!と思いながら読みました。

寺地はるな著『ビオレタ』
婚約破棄された主人公を通りがかりで慰めてくれた人が、ヘンテコな雑貨屋(?)を経営していて、主人公がそこで働くことになっての、あれこれ。なかなか面白かったけど、あまり入り込めない感もあった〜。登場人物は少なめだったので、わかりやすかったですが。

ウイ著『38歳、男性、独身‐‐淡々と生きているようで、実はそうでもない日常。』
タイトルそのままの内容。日常系の映像を作る人気YouTuberとかかな〜?と思ったけど、そうではないみたいだった。サクサクっと読める日常系エッセイでした。著者が山形出身の方らしい。

瀧羽 麻子著『ありえないほどうるさいオルゴール店』
不思議なオルゴール屋さんに訪れるいろんなお客さんについての短編集。訪れたお客さんの心の中に流れる音楽を読み取り、オルゴールを作る、謎めいた店主。ほんわか系ストーリーでした。