【読書】2011年に読んだ本

恩田陸著『ドミノ』  ★オススメ★

これすごい面白かった!東京駅の近辺で、たくさんの人がちょっとずつ関わって正にドミノ倒しのようなドタバタが巻き起こるお話。登場人物が27人?とか居るんだけど、ちゃんと書き分けられてて、誰が誰だか・・・ってならないんだよねえ~。スバラシ。ワタクシ特に物覚え悪くて「コレ誰だっけ?」ってなるのにー。最後まで楽しく読めた。

原作・古沢良太/ノベライズ・相田冬二『キサラギ』

映画『キサラギ』を小説にしたもの。映画は2年ぐらい前に見ました。登場人物の顔は映画の役者さんを当てはめて読むものの、内容はほどよく忘れていたので、割と新鮮に読めました(笑)サラっと読めちゃうよ!

津村記久子著『ワーカーズ・ダイジェスト』

なんとなく読んでみたんですが、この前読んで入りこめなかった「ミュージック・ブレス・ユー!!」の人だった~。やはり登場人物に感情移入できないというか、なぜか入りこめない。ストーリーも頭に入ってこない。なぜだー。なぜだろうー。わからないけど、私は苦手らしい。

銀色夏生著『銀色夏生 その瞳の奥にある自由』

ムック本?みたいなやつ。銀色さんの今までのお仕事についてまとめた本。色んな方々との対談とか。さらさらーっと読みました。やっぱ私はつれづれシリーズがいちばん好きだなあと思いました。

銀色夏生著『しげちゃん田んぼに立つ』

銀色さんのお母様がご病気になってから始まったシリーズ(「ばらとおむつ」「珊瑚の島で千鳥足」)の3作目。今回は銀色さんが宮崎に居ない時期の分なので、銀色さんのお兄さんが家族に送っていた通信に、銀色さんのイラストを追加したもの。銀色さんのお兄さんもおもしろいお方なのであります。お母様の様子のことも綴られてますが、家の土地をどうするとかゴミ屋敷の片付けとか、そういう話が盛りだくさんで面白かった。

町田康著『くっすん大黒』

町田さんの文章はおもしろいなーあ!ストーリーがどうとかじゃなくて、言いまわしとか言葉の使い方が面白い!と思う。でもまあ「夫婦茶碗」のほうがおすすめです。

吉田修一著『初恋温泉』

とても読みやすーい!5つの短編集。読みやすいけれど、ひとつひとつが心に残るお話、というわけではなく、さらーっと読んでフムーという感じでした。(良く分からない感想・・・)
え?それでどうなったの?みたいなところで終わっちゃうのもあるしなー。

磯崎憲一郎著『終の住処』

芥川賞受賞作。読んでみた。なぜだか文章読んでも風景が浮かばぬ系。言葉が難しいというわけではないんだけれども・・・。淡々と日常が綴られる感じで、良くわからなかった・・・。うーむむ。純文学ってあまり得意じゃないんだろうなあ、わたし。。

東野圭吾著『眠りの森』

久々に東野さん。とあるバレエ団で起こる事件あれこれミステリー。なかなか面白かったんですが、いまいち団員たちの関係などが理解しきれんかった・・・。登場人物多いとわけわからなくなるー。こういうのってどうやったら鍛えられるんですかね・・・?映画も小説も単純なものしか理解できない脳みそ・・・。ヨヨヨ。

戌井昭人著『ぴんぞろ』

芥川賞候補作!イヌイテイストです。読みやすいです。

ロルフ・ポッツ著/ロバート・ハリス訳『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド 』

世界放浪の旅に出よう!みたいな本。旅に出るにあたっての心構えみたいなのとか。
海外もいろいろ行ってみたいですなー・・・

重松清著『ナイフ』

「いじめ」を題材に5編の小説が書かれてます。読みやすくて、するするーと読みましたが、特に心に残る感もあまりなく読み終えてしまったー。共感できる部分があまりなかったって事かなあ・・・。

戌井昭人著『俳優 亀岡拓次』

名脇役、的な俳優の日常あれこれ。前にwebで連載されていてチラホラと読んでいたんだけれども、やはりwebだと読みづらくて、本になったので一気に読んでみましたー。やはり本の方が読みやすい。メッチャおもしろーい!というおはなしではないですが、フムフムっと読みました。

宮本輝著『避暑地の猫』

結構おもしろかったー。読みやすい。けど字がみっしりしてるから読むのに時間かかった。ババロアが出てくるところ好きだった。でもまあ内容を整理するととてもヒドイ話なんだと思いますが。でもそういう感じなく読めた。いろんなことが起こって結局何がどうなったんだっけ・・・?という感もありましたがッ。

短編集『東と西2』

短めのおはなしが6作品?ぐらい。なかなかおもしろかったー!です。いしいしんじさん、西村賢太さん、戌井昭人さん、升野英知さん(バカリズム)などなど。升野さんのとても読みやすくて面白かったー。誉田さんのも面白かった。

夏目漱石著『坊ちゃん』

なかなか面白かったんだけどー、なじみのない言葉とか出てきたりしてー、でもそれが面白いなあと思ったり、読みづらかったり、ふむうむ。数年経ったら読み返してみよっかなぅ・・・。

百田 尚樹著『永遠の0』

戦争のお話。戦闘機の名前とかがいっぱい出てきてイメージがわかず、世界に入り込めなかった~。最後の方はスルスルっと読めましたけども。

銀色夏生著『ひとりが好きなあなたへ』

銀色さんの手作り万華鏡の写真と、詩が交互に配置された詩集。私もひとりが好き派だー。万華鏡の写真はつぶつぶが顔にみえたりとか、ピンクグレープフルーツみたいなのとか、いろいろありました。

宮藤官九郎著『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)』

クドカンのエッセイ&小説のミックス的な。高校生時代の出来事に、創作も加えつつって感じで。なかなか面白かったです。去年(2010年)の夏、この小説の舞台になっている白鳥の町に行ったので、親近感ー。

津村 記久子著『ミュージック・ブレス・ユー!!』

あまり世界に入り込めない系だった・・・。なんでだろうか。読みにくいってわけじゃなかったんだけれど、どうもスルスルと頭に入ってこなかったのであります。音楽好きの女の子のお話なんですけれどもね。

井上ひさし著『ブンとフン』

おもしろかったー。切り取り線とかのりしろとかあるし・・・。ブン先生が書いた小説「フン」から飛び出したフンとの格闘あれこれ。

銀色夏生著『相似と選択』

銀色さんの「つれづれ」シリーズ20冊目?最新刊。いつもの感じでおもしろかったです。さく君(銀色さんの息子さん)が大人の顔ー!石井たっちゃんとの対談のこともチラっと書いてあった。周りの人から慕われてる人だ、みたいなことが!

長谷川 眞理子著『クジャクの雄はなぜ美しい?』

タイトル通りの疑問をもってこの本を読み始めたんですが、クジャクについて触れられてるのは最初の少しだけで、あとは色んな生き物たちについての雄と雌の違いやなんやかんやが載っている本だったよー。もっとクジャクについて詳しく語られている本は無いのかー!ワシはクジャクについて知りたいんじゃー!あの豪華なしっぽはほんと不思議ですよねぇ。

辻村 深月著『オーダーメイド殺人クラブ』

読みやすかったけれど共感はできない感じでしたなあー。ふーむーと読み終えてしまいました。女子同士のめんどくさいアレコレに巻き込まれている中学生の主人公が、地味なクラスメイトと起こそうとする事件のお話です。(「ヘヴン」の方が興味深く読めたなー。作者は別ですが)

三浦しをん著『極め道 爆裂エッセイ』

しをんさんのエッセイ二冊目。これが初エッセイだったのかな・・・?webで連載していたものをまとめたもののようです。さくさくーっと読めました。

角田 光代著『ドラママチ』

コドモマチ、ワタシマチ、ドラママチ・・・とそれぞれに何かを待ってる主人公たちのお話短編集。これとても面白かったです。舞台になってるのが中央線沿線の駅ばかりで、知ってる喫茶店が出てきたりするのもよかった。短編集だけど、読み始めるとスッとそれぞれの物語の世界に入っていけて、読みやすい感じでした。

長野まゆみ著『天体議会』

某喫茶店のオーナーさんがおすすめしていたので読んでみたー。なるほどーという世界観でしたなー。鉱石倶楽部とか出てくる。とても綺麗な世界観で好きな感じなんだが、読み進めるのに時間がかかってしまう系。なんだろうか、旧字体が多いと苦手なのかな私。映像で見たらよさそうだなー。

三浦しをん著『乙女なげやり』

三浦さんの小説は3冊ぐらい読んだことあったのですが、エッセイは初。小説とエッセイが全然違うと聞き、読んでみたけど本当にそうだったー。辛酸なめ子さんともまたちょっと違うかなーでもああいうノリっつーか。サクサクっと読めて面白かったです。

よしもとばなな著『どんぐり姉妹』

「知人に話すのもなあ~」って思うような悩みとかをメールで受け付けてお返事を書く、というサービスをweb上でやっている姉妹のお話。素敵なサービスだなー。夢の中の世界と繋がったり、不思議なことがぽんぽんと起こったりする、いつものばななワールドです。良い感じでした。

森 博嗣著『月は幽咽のデバイス』

Vシリーズ3冊目。ふむ!なかなか面白かったっす。

辻 志朗著『誰でもぜったい楽譜が読める!』

楽譜読めるようになりたいなあと思い、読んでみました。とても読みやすい!まあ結局、楽譜読めるようになるかどうかは、努力次第!ってことなんですがね。

いかりや長介著『だめだこりゃ』

長さんのエッセイ。わたくしドリフ大好きなので、ドリフが結成されるまでの話とか、全員集合全盛期のこととか、面白く読みましたーーー。

大槻ケンヂ著『行きそで行かないとこへ行こう』

オーケンのエッセイ読み返しキャンペーン!この本も読んでいるはずだが結構忘れてるー。カレー屋Mは行ってみたいと思っていたが、結局行ってないな・・・。渋谷あまり行かないんだよな・・・。いつか行ってみたいもんです。いやーしかしオーケンんが若いよ。このエッセイ書いてる当時26歳だってよ。ヒャー。

横溝正史著『本陣殺人事件』

金田一耕助氏が出てくる探偵小説。私には難易度が高く、読むのに時間がかかった・・・。登場人物が多すぎて覚えきれず、誰だっけ?ってなったり、トリックが文字で読んでもいまいちわからなかったり、半分ぐらいは理解できたかなぁ・・・ぐらいな感じで読みました(駄目っ子)。そして、知らん言葉がチョイチョイ出てきたー。「○○刀自」ってそういう名前なのかと思ったら違った。《「戸主(とぬし)」の意で、「刀自」は当て字》 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。「○○女史」みたいなことですよね。

佐藤さとる著『だれも知らない小さな国』

少年が偶然見つけた素敵な小山に小人が住んでいて、その小山を守ろうと、少年が奮闘するおはなしであります。なかなか楽しかったけれど、自分が小学校高学年ぐらいの時に読んでいれば、もっとワクワク読めたんじゃないかしらと思いました。

松尾スズキ著『クワイエットルームにようこそ』

前に読んだ松尾さんの小説おもしろかったので、読んでみた。薬を過剰摂取してしまい、病院に運び込まれた主人公が、その病院で過ごす二週間のできごとアレコレの本。なかなかおもしろかったです。患者さんたち強烈キャラなのに名前が覚えられなくて、コレ誰だっけ?って何度か・・・。映画になってるので映画でみたほうがわかりやすいのかもなー。

大槻ケンヂ著『オーケンの散歩マン旅マン』

ブースカと旅する系のエッセイ本で読んだことないのがあったはずなんだが・・・と思ってこれ読んでみたんですが、読んだ事あった。でもやはり忘れてるので改めて読んでも面白い~。あとオーケンの手書きのイラストを久々に見た!筋肉少女帯のファンクラブ会報にオーケンの手書きイラストコーナーみたいなのがあったよなー・・・と懐かしく思いました。さて、私がまだ読んでないエッセイはどれだ!?

宮下奈都著『スコーレNo.4』

自分は平凡だと気にしている女の子が中学→高校→大学→就職といろんな出来事に出会って成長していく、みたいな感じのお話なんですが、あまり入り込めず。読みにくくはないのだがなんかスルスル読めなかったなー。文章とか綺麗な感じなんだけど。なぜだか。

竹内真著『カレーライフ』

すごい長かったー!単行本400ページ以上あって、持ち歩くのに向いていない・・・(笑)でもおもしろくて読みやすかったです!祖父のお葬式でイトコ5人が「将来カレー屋をやろう」と約束して、大人になった5人は、本当にカレー屋目指してあれやこれや、っていう内容。読んでるとカレー食べたくなる。

森絵都著『カラフル』

映画化もされてますが、そちら見てないまま本読みました。とても読みやすくて面白かったです。悲観ばかりするまえに周りをもっと良く見てみようっつうことだなー。

酒井雄哉著『一日一生』

一日を一生のように生きましょう的なおはなし。著者はお坊さんになる前は落ちこぼれだったという話とか書かれてて、ただ単に『ありがたいお話!』というより、なんだか親近感がわくというか。良い本ですよ。

森絵都著『風に舞いあがるビニールシート』

ずっと気になっていて、やっと読みました。短編集でした(知らなかった)。1作ごと全然別世界で、取材とか大変だったんだろうなーってぐらい専門的な話とかもあって、でもそれゆえに専門用語がいまいちピンと来ず私は世界に入りきれなかったけど、こういうの書くのって大変だろうなーとか思いながら読みました。さくっと読めたやつが好きでした。「守護神」「ジェネレーションX」とか。

末井昭著『素敵なダイナマイトスキャンダル』

母親が愛人とダイナマイト自殺してしまった話から始まり、末井さんが工場勤務などを経て出版業界でのことなどを綴ったエッセイ本。タイトルと内容はあまり関係ないような・・・(笑)

短編オムニバス『29歳』

著者:山崎ナオコーラ、柴崎友香、中上紀、野中柊、宇佐美游、栗田有起、柳美里、宮木あや子
この前読んだ『東京19歳物語』よりは1作品の長さが結構あったし、どれも読みやすくて面白かったですー!でもやはり物語の世界に入り込んだ頃に終わってしまうので、各作品の設定がゴッチャになっちゃったりする。なので長編の方が好きかも。

宮沢賢治著『注文の多い料理店 イーハトーヴ童話集』

短編童話と詩が何篇か載っている1冊。「注文の多い料理店」は子供の時に何かで読んで以来だったなー。なつかしや。他のやつはあまり世界に入り込めなかったんですが、東北弁がいっぱい出てくるやつとかイイナと思いました。

ジョン・B・チョッパー著『青春というのなら』

ウルフルズのベーシスト、ジョン・B・チョッパーさんが書いた、ウルフルズ結成当初からを書いたもの。小説、と書いてあるんだけど、ほぼエッセイな感じ。ジョン・Bさん視点で書かれてて、色々悩んでウルフルズを辞めた時の事とか書いてある。昔ちょっとだけウルフルズ好きだった時期があったのでなつかしかったー。とても読みやすかったです。

短編オムニバス『東京19歳の物語』

タイトル通り東京の19歳の物語短編がいくつか入っているのですが。おもしろーい!ってのは無かったかな・・・。サササと読み終えました。

吉本隆明著『ほんとうの考え・うその考え』

ちょいと私には難しかったです。ウムムッ。でも宮沢賢治さんの本を読んでみようと思った。

吉田修一著『パレード』

映画が面白かったと聞き、原作本を読んでみました。ルームシェアする若者たちのあれこれ。みたいな感じなんだけど、あまり世界に入り込めず・・・。うーむむ。映画を見た方が楽しめるかもしれない!

町田康著『夫婦茶碗』  ★オススメ★

先日読んだ町田さんの本は、あまりよくワカランかったのですが、この「夫婦茶碗」はすごく面白かったーーー!!これ好きだわー。文章がおもしろい系ですな。

大槻ケンヂ著『心の折れたエンジェル』

「ぴあ」で連載されたエッセイをまとめたもの。さくさくフフフと読みましたー。

町田康著『俺、南進して。』

アラーキーさんの写真と、町田さんの小説が交互に。ってな感じの一冊。
町田さんの本初めて読んだので、ちょいと読みにくい・・・
あまり内容理解できなかったっす。他の本も読んでみます。

川上見映子著『ヘヴン』

「乳と卵」よりはだいぶ読みやすかったけれど、サクサクは読めない・・・。
学校でいじめにあっている二人のやりとり、のことなど。
ふむふむーと読みました。コジマはどうなったんだろう。

道尾秀介著『向日葵の咲かない夏』

なんか違和感いろいろ感じましたが、でも、まあ、面白かった・・・ような。
最後の展開がエエエー!?っつう感じでした。
良く分からないままだった点も多々。
少々ややこしいお話であります。

銀色夏生著『僕のとてもわがままな奥さん』

銀色さんの小説を読むのは3冊目ぐらいですが
私はやっぱり「つれづれ」が好きらしい・・・
あまり「オオ!」みたいなのはなく、淡々と読了。

松尾スズキ著『宗教が往く』

内容はハチャメチャな感じで「なんじゃこりゃあ!」的ですが
文章がおもしろくて、割と楽しく読みました。
「小説の前に」ってメッチャ長いエッセイみたいなのがあったり、
小説の後半でエッセイが入り混じったり、
なんか新しい手法で書かれる方だな。といったような印象。
他の本も読んでみたいなー。

いしいしんじ著『雪屋のロッスさん』

「○○の○○さん」ってタイトルの短編というかショートショートみたいなやつ。
冷蔵庫の食材に語りかけるコックさんとか、おもしろいなーと思いましたー。
なかなかイメエジわかないものもありましたが・・・

道尾秀介著『龍神の雨』  ★オススメ★

これはとても面白かったです!
ものすごく読みやすい文章で、さくさく読める上に内容も面白かったー。
他の本も読んでみたい。

星野源著『そして生活は続く』

星野さんのエッセイ集。
連載物をまとめたものですな。さらさらっと読めました。
家で一人で踊っているというところに共感。笑

銀色夏生著『カイルの森』

つれづれでもこの本の事が出てきたので、気になって読んでみたー。小説です。
ファンタジイ小説ですなあ。私はあまり入り込めなかったけれど。。
私も小説書いてみたいけど、なかなか考えがまとまらない・・・

銀色夏生著『出航だよ』

つれづれシリーズ最新刊!やっと追いついた!
ネット上で書評があまりよくなかったのですが、いつものように楽しく読みました。
チャネリングとかリーディングとか、ソレ系の部分はさらさら~っと読み流してしまったけれども。

深沢七郎・著/戌井昭人・編『深沢七郎コレクション-転-』

『流』は小説集でしたが、『転』はエッセイ集。
30代ぐらいまでいろんな仕事して40代ぐらいから小説書いたりして
50代ぐらいから夏は農園、冬は今川焼屋さん。みたいな経歴をもつおじさん。
農園の名前が「ラブミー農場」って・・・素敵なネーミングです。
戌井さんのあとがきも良い感じ。ああいう文章もっと読みたい。

銀色夏生著『今日、カレーとシチューどっちがいい?』

日常エッセイ・つれづれシリーズ!
18冊目、かな。最新刊まであと1冊で追いつく!
読んでいると「あー、そうそう」ってことがたまにあります。共感みたいな。
他は、ほへーっとサラサラ読んでます。

森博嗣著『人形式モナリザ』

Vシリーズ2冊目。あまり入り込めなかったけど、フムフムと読んだ。