【旅】2014年10月/家族で鳥取ドライブ旅行!その2

10月18日(土)
(大山寺、お寺カフェ、三徳山、投入堂)

朝7時ぐらいに起床ー!良く寝たー!
お散歩準備をしまして、出発ー!本日も良いお天気だ!


大山寺への参道。(上から見下ろした様子)


大山寺!


大神山神社奥宮への石段を登る母&弟。

大山寺の奥に大神山神社奥宮というのがありまして、そちらまで行きました。
石段が多く、朝から良い運動ー!大山寺のキャッシュも無事見つけたよぅ。
登山家っぽい方と結構遭遇しました。参拝してから登るのでありましょう。


廃墟的な建物を撮ろうとしたけど朝日がまぶしくてモニター覗けず、
適当にシャッター押したら綺麗に光が差し込み、さわやかな写真になってしまった!

大山寺参拝を終えて、宿のほうに戻ってきました。
宿に戻る手前に、お寺カフェ『田舎家』にてモーニング!
寿庵宿泊客向けの朝食サービスがありまして、それを予約していたので~。
使われていないお寺を改装したカフェで、とても素敵なのです!!


玄関に火鉢がありました。あたたか。


モーニングセット。

店内には手作り作品などの販売もあって、母がバッグを買っていた!
縁側的な場所に、お庭に向かってテーブルと椅子があり、庭を眺めながらのモーニング。
食後の珈琲付きで500円!
食べ終えた後、お庭散策して、お宿に戻りました。
荷物をまとめて寿庵を後に。とても素敵なゲストハウスだったー!


こげ茶色のワンちゃん。

駐車場に向かう途中、わんちゃんに遭遇。
昨晩、母が車に荷物を取りに行った際、暗闇の中から吠えられたらしい。
この子たちだったようだ!

カーナビを三徳山(みとくさん)に設定し、レッツゴー。


さっきまで居た大山!うつくしい山!

三徳山の三佛寺へ。
着いたのが11時過ぎぐらい。
11時から護摩祈祷会が始まっているので、いそげやいそげ。本堂へ。(志納金400円かかります)
護摩という小さい木を火にくべてお祈りする、的な行事です。
途中からでしたが、間に合いまして、一人ずつに経本?みたいなので頭をポンとやってもらうやつも参加できました。
最後にお坊さんのお話もあって、今日の17時ぐらいに扉が閉まってしまうらしい秘仏も拝みました~。


お堂。(奥に見えるのが本日公開終了の秘仏)

その後、宿坊のほうへ移動して、お粥の振る舞いをいただきました。
もともとこちらで3000円の精進料理を頂こうと思い、予約の電話をしたのですが、
毎月18日は護摩祈祷会の日で、おかゆの振る舞いがあるので、通常の精進料理の準備ができないそうで、
無料ですからお粥を頂いて下さい、と言われたので!ありがたく参加!
たまたま来た日が護摩祈祷会の日で、更に秘仏公開の最終日だった・・・!すごいご縁~。
(もともと私が三佛寺の投入堂参拝登山したい!という要望で訪れた場所であります)

お料理を頂く前に、食事作法を学びました。
お経みたいなのをお坊さんに続いて読んだり。
食べる前に、お粥のお椀から米粒7粒分ぐらい?を、取って別のお皿に移し、
そのお皿を隣の人へ回していく、という作法がありました。これは餓鬼へのお供え用、というものらしい。
“欲にまみれた暮らしをして餓鬼道に落ち、食べ物を食べようとしても口に入れると火になってしまう”という
餓鬼にも食べ物を与える・・・的な意味合いのようです。
(お坊さんのお話をフムフムと聞いておりましたが、正確に一字一句覚えてないので、違ったらごめんなさいー)


いただいたお料理。

10月は「月見粥」とホームページに書いてあったので、
「月見そば」とかの連想で卵のお粥かな?と思っていたのですが、
さつま芋とおぼろ昆布(?)で月と雲に見立てたお粥だった!
食事中は、会話をせず、器などを置く音も立てないように、迅速に食べるのだそうです。
これは体験なので、出来る範囲で良いですよ、とお坊さんもおっしゃっていましたが、
参加者全員無言で黙々と食べました。

食べる前にお坊さんが「たくあんが2枚ありますが、そのうちの1枚は残してください」と。
あと、最初にお茶が配られたのですが、そのお茶もなるべく飲まないように、とのことで。
最後にそのたくあんとお茶を使ったお作法が。

食事を食べ終えた後、お茶をそれぞれの器に注ぎいれ、たくあんを使って器の内側を洗い、
その汁をお粥のお椀に全て集めまして、それを最後に飲むのです。
昔の人は、このようにして、お茶で器を洗っただけで、食器を戸棚にしまっていたそうです。
興味深いお作法を習いつつ美味しく頂きました!
お坊さんのお話が本当に心に染み入ります。ありがたやありがたや。

さて、いよいよ本日の、わたくし的メインイベント!投入道参拝登山!
本堂の奥に受付がありまして、一人200円、入山料を支払い、入山者リストに名前を書き入れます。
毎年けが人や死者も出ているそうで、靴の裏のチェックがあります。(なるべく靴底に凹凸のある靴を!)
お守りの襷をかけ、いざ出発ー!


投入堂登山修行、スタート。

木の根っこや岩に手をかけ、登る!というような難所がいくつかあって、結構ハードな登山道です。
かなり足を高く上げないと登れない段差とかもあって、母が結構苦労していましたが、
上から引っ張ってあげたり、下から押してあげたり、みんなでサポートしつつ、登っていきました。
途中にもお堂がありまして、中には入れないのですが、お堂の周りを歩くことができるようになっていて、
そこからの景色が素晴らしかったですー!絶景ー!でも下を見るとものすごい高さー!


すばらしい山並み。


こっち側もすごい山並み。

我らのほかにも登山者が沢山居て、登りの人と下りの人がすれ違う時に、譲り合いで待ってあげる感じでした。
すれ違う時に挨拶しあったり、登りの人に下りの人が「あと少しですよ!頑張って下さい!」とか励ましてあげたり、
大変良い感じ。すがすがしーい。


着いた!投入堂!


縦バージョンも撮った。

投入堂まで行けるのかと思ったのですが、近くで見られる場所まで行ける、というものでした。
実際にあのお堂に行く場合はどうするんだろう・・・
行き止まりな感じだったからそこで写真撮って折り返してきたけど、
お堂まで行くルートもあったのだろうかーーー?
(まあ、あったとしてもお坊さんだけが行ける秘密のルート的なものだと思いますが・・・)


こんな感じの道中です。

帰り道がまたキツイ!
途中で休みつつも、ひたすら降りていきますー。
往復で二時間弱ぐらい、でした。
とっても良い運動になった!素晴らしかった!来て良かった!

下山後、宝物殿をさらっと見ました。
宝物殿の前に色んなおじぞうさまが居ましたー。かわいい。右側一番前のおじぞうさま、高木ブーさんに似てる・・・。


個性豊かなおじぞうさまたち。

宝物殿の中の展示に、投入堂の昔の写真があって、
さっき我等が立って写真撮ったあたりに数名の女学生が並んで座っており、
投入堂の下の長い足部分に男性が数名立っているものが。
おお!どうやって男性たちはあっち側に行ったのだー!?という写真。
謎は謎のまま・・・

駐車場に戻ったのが16時ぐらいだったかな・・・
早く鳥取砂丘に行かねばー!日が沈んでしまうー!
カーナビを鳥取砂丘に設定し、わたくし運転で出発ー。