よしもとばなな著『 High and dry(はつ恋) 』
これまた他の人が書いたら「んー・・・」となりそうな話だけど、ばななマジックですんなりと読めるー!なかなか良い感じでした。イラストもかわいかった。主人公一家が住んでいる(設定の)町は、うちの近所かもしれない。地名は出てこないんだけど、多分!思い当たる本屋さんとアイス屋さんがあるー。
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ハウス加賀谷・松本キック著『統合失調症がやってきた』
かつて「ボキャブラ天国」で大ブレイクした芸人さん「松本ハウス」のハウス加賀谷さんの闘病記。ブレイク中も、大変だったんだなあー・・・と、フムフム読みました。コンビ再結成のシーンは感動的ー。
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よしもとばなな著『チエちゃんと私』
久々のばななさん。やっぱすごいなー。きっと他の人がこういう話書いたら絶対「?」ってなりそうなのに、ばななさんの文章だと妙に説得力があるというか、ちゃんと入り込んで読めるー。不思議ー。
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村上春樹著『アフターダーク』
こんこんと眠り続ける姉と、夜中のファミレスで一人読書をしている妹と、その姉妹に関わる人々の一晩のあれこれ。割と淡々としていますが、村上春樹ワールドで良い感じです。文章が小気味良いというか、好きな感じなのであります。
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鴻上尚史著『キフシャム国の冒険』
小説ではなく、戯曲。舞台の台本、的なものです。2時間ぐらいでささーっと読めました。なかなか面白かったです。この舞台のDVDも予約したので、それを見るのがとても楽しみー!
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イタロ・カルヴィーノ著『 レ・コスミコミケ』
背表紙のあらすじを読むと、とっても面白そうなファンタジー小説なんだけど、読んでみたらなんだか全然文章が頭に入ってこなくて、ただ文字を目で追ってるだけ、みたいになってしまい、3分の2ぐらいまで頑張って読んだけど、他に読みたい本いっぱいあるし・・・と思って挫折してしまった。。なので「読み終わった本」とは言えないですが、一応。
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伊坂幸太郎著『死神の精度』
あと7日で死ぬ人間の元にやってきて、その7日間を見守り、その人の死が「可」か「不可」かの判断をする、というお仕事をやっておられる、死神・千葉さんのお話。死神はみんな無類の音楽好き、という設定が何かカワイイー。
短編集なのですが、それぞれに繋がりがあったり。面白かったですー。
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堺雅人著『文・堺雅人』
「ドラマとかでたまに見かけるなー」っていう程度で、特にファンではないのですが、おもしろそうだったので読んでみましたー。エッセイの連載をまとめたもの。対談などもあり。とても読みやすい文体で、するするーっと読めました。
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伊坂幸太郎著『終末のフール』
8年後に小惑星が地球にぶつかって滅亡すると発表されて人々が混乱し、それから5年経って落ち着いてきたという世界の、色んな人の「あと3年」のお話。さらーりと読みました。短編集なんだけど、登場人物が微妙にかぶってたりしております。しかし短編なので、いまいちそれぞれのキャラと名前が覚えきれず、「あれー、この人、前にも出てきたっけー・・・?」ということが。。もっとちゃんと覚えて読んだら楽しめたかもー。さらっと読んじゃった。
短編のタイトルが「終末のフール」の韻を踏んでいて(「冬眠のガール」とか「鋼鉄のウール」とか・・・)「天体のヨール」ってのもあって、ハライチのネタっぽーい!と思って検索したけど、同じように思ってる人がチラホラ居るだけで、どちらかが影響されて、みたいな話はなかったっす。
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森博嗣著『六人の超音波科学者』
Vシリーズ7作目。連続で読んだ方が前のこと覚えてるし楽しめる!と思って5,6,7と続けて読んでみましたー。これもなかなか面白かったっす。登場人物一覧と、建物の俯瞰図がついてて親切ー!たびたびそれ見ながら読みました。笑
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平本淳也著『ジャニーズのすべて』
初代ジャニーズのことが書いてある本とか無いかなー?と思って探してて検索にかかった本。ジャニーズの歴史ではなく、著者がかつてジャニーズJr.だった頃の事務所内部の裏話的なものが書いてあります。「まあ昔の話だしなー。ふーん。」ぐらいにさらっと読みました。
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森博嗣著『恋恋蓮歩の演習』
数年前にシリーズ物だと知らずにこの本を読んで面白かったので、再読。Vシリーズ6作目。つい最近5作目を読んだばかりなので、ここがこう繋がってたのかー!とかわかって面白かった。船旅の話です。石井竜也さんとゆく船の旅、楽しかったなー。また船旅してみたいなー。海外とか行ってみたいなー。
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竹内真著『図書室のキリギリス』
以前、この方の『カレーライフ』という本を読んで、とても面白かったので、久々に・・・と、別の作品を読んでみたのですが、これはあまり入り込めなかったーーー。学校の図書館が舞台となっておりまして、題材的にはとても素敵なのだが、登場人物のキャラがいまいちつかめなくて。。ううーん。
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森博嗣著『魔剣天翔』
Vシリーズの5作目。飛行機の話だったー。なんだかあまり風景が浮かばず、入り込めなかった・・・。
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高江洲敦著『事件現場清掃人が行く』
孤独死などによって、死体の発見が遅れた現場の清掃を専門にしている著者のルポ?です。人間は死んでから24~36時間で腐敗が始まるそうで、その凄惨な現場の様子が詳しく語られております。やー、大変なお仕事です。すごい。
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ドリアン助川著『あん』
読みやすかった。どら焼き屋さんをやっている主人公のところに、「安い給料で良いから働きたい」というお婆さんが現れ、そのお婆さんが作るあんこが美味しくって、またたくまにお店は評判に!というようなポップな展開のお話かと思いきや、その後いろいろあって、大変なお話だった・・・。らい病(ハンセン病)って全然知らなかったので、お勉強になりました。
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山内マリコ著『ここは退屈迎えに来て』
とても読みやすい文章だったので、サラサラっと読めましたー。短編集です。現代小説って感じかな?それぞれの話は繋がってないんだけど、どの話にも共通で同じ男性が出てくる。
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戌井昭人著『すっぽん心中』
あっという間に読んでしまったー。芥川賞候補作を含む短編3本。3本目に収録されている書下ろしの鳩と格闘するやつが面白かった。実話だろうか・・・。(笑)
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いとうせいこう著『想像ラジオ』
死者の魂がお届けする想像ラジオ。読みやすかったし、不思議な世界観で、好きな感じだったー。芥川賞候補作品。
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有吉玉青著『渋谷の神様』
渋谷でティッシュ配りしてる人との小さな関わりで人生が変わった人たちのお話短編集。それぞれの話がもっと繋がってるかと思ったけど、あまり繋がりなかったー。終盤が特にファンタジックというか、ありえない感じの展開なので、雰囲気的には恩田陸さんの『ドミノ』っぽいけど、あそこまで色々繋がってないので、あまりワクワク感なかったなー。さらっとした読み応えの一冊でした。表紙かわいいです。
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海月ルイ著『プルミン』
団地の公園で、プルミンという乳酸菌飲料をもらって飲んだ子供が死んでしまうところからお話がスタート。なかなか読みやすく面白いミステリイ小説?です。・・・が、お母さんたちの名前が覚えづらくて、ページ戻って「えーと、これ誰だっけ」とかやりながら読みました。笑
そういうの記憶できるようになるにはどうすればいいのだーーー!?やっぱ登場人物一覧を自分でメモりながら読むしか無いのだろうか。笑
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銀色夏生著『尾瀬・ホタルイカ・東海道』
つれづれシリーズの番外編。旅行に行った話や、東海道を歩いた話など。なかなか楽しかったですが、やっぱ普段の暮らしの様子を綴った通常のつれづれの方が好きだなー。でもこれも写真がいっぱいあってよかったなー。
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前川梓著『さよならサンドイッチ』
さらさらっとしていて、この人の書く文章好きだなーって思ったんだけど、短編集なので世界に入り込む前に次のおはなし・・・って感じで、なかなか物語には 入り込めなかった・・・。一応登場人物がかぶってたりして、それぞれが繋がったりしてるみたいなんだけど、名前とキャラをおぼえられぬ。この方の長編小説 があったら読んでみたいなー。
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渡辺淳子著『もじゃもじゃ』
結婚相談所を中心に、そこに登録した女性視点と、その女性とお見合いをした男性側の視点と、その相談所の所長の視点で描かれたお話。序盤は結構面白かったんだけど、後半があまり、入り込めず・・・。一人称が「わし」ってのがなー・・・。笑
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小池龍之介著『考えない練習』
お坊さんが書いた本。こんなときはこんなふうに対処しましょう、みたいな内容。「フムフム、そうだなー」とか「うーん、ここまでしなくても」とか、いろいろな感想を持ちつつ読みました。
『「安いから買う」でも「ほしいから買う」でもなく、「必要なものだから高くても買う」「本当に必要なものを少なく買う」という姿勢を貫いていれば、欲にまみれず、良い心持ちで生活し続けることができるのです。』という文が染み入った。
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銀色夏生著『古都トコトコ記・断食への道』
つれづれシリーズの番外編。旅行記と、断食合宿(?)のレポートと、お散歩日記など。
「老眼になったっていうことは、もう近くはそんなに見なくてもいいっていうことだと私は解釈してる」という文が。なるほどなー。
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上祐史浩・鈴木邦男・徐裕行著『終わらないオウム』
この前上祐さんの本を読んだばかりだけど、これもちょっと面白そうだったので読んでみた。オウムの村井さんを刺殺した徐さんが、実は本当に殺そうと思って いたのは上祐さんだった、と。殺されそうだった人(上祐さん)と、殺そうと思ってた人(徐さん)と、その間に鈴木さんが入って3人で対談。っていう本。何 事も「それぞれに何らかの事情があるわけなのだなー」って思いました。
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銀色夏生著『自由さは人を自由にする つれづれノート22』
23巻を先に読んでしまったけど、22巻を。ふむふむ。銀色さんが自分の考えとか述べてるとこ読むと「そうそう、私もそう思うー!」てことが結構ある。 『今の自分の状況は、今まで自分がやってきたことの反映だ』みたいなことが書いてあって、あーそれ私も思ってたーーー!って思いました。
かーか(娘)と、さく(息子)の成長も楽しみであります。それにしても東京タワー含め夜景がばーん!と見えるマンション・・・すげー。。
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森見登美彦著『太陽の塔』
森見さんの本は2冊目、かなー。前に読んだのもこんな感じのテイストだった!と、思い出しながら読みました。なんかアニメとかで見たらおもしろいのかもなーっていう世界観です。
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町田康著『猫にかまけて』
町田さんが自宅で飼っている猫さんたちとの日々を綴ったエッセイ。おもしろーい。しかし楽しい日々だけではなく、愛猫の看病記なども綴られております。わたくしも数年前に友人宅で猫さんの最期を看取ったことがあり、その時の事を思い出しました・・・。
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宮本 輝著『花の降る午後』
前に読んだ「葡萄と郷愁」がよかったので、別の作品も読んでみましたー。けどこれはあまり好きな感じじゃなかったなー。若くして亡くなった旦那さんのかわ りにフレンチレストランのオーナーを勤めている主人公のところに、そのお店の壁に飾ってあった絵の作者である若い絵描きが尋ねてきて、その絵描きとのなん やかんやとか、フレンチレストランを狙っている人たちの込み入った話とか・・・。「あー、これ誰だっけー」とかになってしまい、入り込めず。。
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伊坂幸太郎著『魔王』
友達がこれ面白かったと言ってたので読んだけど、友達が言ってた内容と違った!違う本のことだったらしい!笑
でもこれも読みやすくよかったです。ちょっと不思議な力を持った兄弟の話。その不思議な力ぐあいが『砂漠』に出てくる「物を動かせる女の子」の設定とちょっと似てるなーとか思ったけど、まあ最近読んだばかりだったからかも。
伊坂さんの小説はたびたび政治についてちょろっと辛口な事が書かれてたりしてるなあと思っていたけど、この本は改革する若手の政治家が出てきて、がっつり政治について書かれてるー。私は政治のことはぼんやりとしかわかんないんですがフムフムと思いながら読みました。
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松尾由美著『雨恋』
仕事で海外に行くことになった叔母の家に、猫の面倒を見るという条件で安く住まわせてもらえることになった主人公が、その家に雨の日だけ現れる幽霊と出会 い、その幽霊が自殺ということになっているけど本当はそうじゃないんだー!ってのを調べるというファンタジー&ミステリー小説、みたいな感じでなかなか面 白かったっす。
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沢木 耕太郎著『貧乏だけど贅沢』
沢木さんがどのような人なのか全く知らずに読んだので、あまり入り込めず。賭け事の話が多めの旅に関するおはなし対談集でありました。沢木さんの「深夜特急」っての読んでみたいな。そんでもうちょっと人となりを知ってから読んだら面白いのかもしれましぇん。
「うーん。入り込めないなー」って状態のままひたすら読み続けて、群ようこさんとの対談のところになったら、するするーん!って楽しく読めて、ハワイに行きたくなった。今年か来年、ハワイに行く!!!!!!!(決意)
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森 博嗣著『夢・出逢い・魔性』
森さんのVシリーズ4作目。久々に読んだけど、やっぱおもしろーい!主要キャラが良い。
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伊坂 幸太郎著『砂漠』
大学生数名の出来事あれこれが春・夏・秋・冬と綴られてゆく小説。他の伊坂作品と比べると地味な感じだけど、なかなか良かったす。さらっと読んだー。マージャンの話が出てきます。マージャン牌のフォントがあるんだなあ。すげえなあ。フォントじゃないのかなあ。
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上祐史浩著『オウム事件17年目の告白』
この本面白かったと言っている方が居たので、読んでみたが・・・なかなか読み進むのが困難でありました。ふむふむーーーと一通り読みましたけれども。
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銀色夏生著『自分の体を好きになりたい』
銀色さんのつれづれシリーズ23巻。22巻まだ読んでないけど、こちらを先に読んでしまいましたー。いつもの日々おこった出来事つれづれです。面白かっ た。銀色さんが読者の方々と交流するイベント「夏色会」についてとか書いてある。私もメルマガは受け取ってるけど、まだ参加したことないっす。「これ だ!」と思う感じのイベントがあったらいつか行ってみたいなー。
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加東 大介著『南の島に雪が降る』
戦地にて演芸部隊を作って演劇公演をやる方々のお話。実話をもとに書かれた小説のようです。わたくし人の名前覚えるのがとにかく苦手で、○○大尉とか、 ○○少佐とか、いっぱいー!覚えられないー!しかも舞台には役名で立つので二つ名前がある人も多数!・・・ってな感じで頭の中はてんやわんやでしたが、内 容はとても面白かったです。舞台で使う小道具や衣装など、いろんなところから材料を集めて自分たちで作ったりしていて、素晴らしいなあと思いました。映画 もあるようなので、見てみたいけれどDVDとかにはなってないっぽい・・・。
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劇団ひとり著『青天の霹靂』 ★オススメ★
とても読みやすくて面白くてあっという間に読み終わってしまった!やっぱ劇団ひとりさんはすげえなー。引き込まれます。冴えないマジシャンの男が父親の死 を知らされて、過去にタイムスリップして、若いころの両親に会って・・・みたいな話なのですがすごくテンポ良く書かれてて良いー。
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高木 尋士著『フクロウのいる部屋』
高木さんの本だー!コトバちゃん(フクロウ)の本だー!ってことで、とても楽しく読みました。高木さんがフクロウを飼い始めたきっかけ、その時に出会った 梟屋さんのこと、フクロウとの暮らし、コトバちゃんが逃げてしまった時のことなど・・・とにかく高木さんのフクロウ愛がてんこもりで、面白かったですー。 梟屋さんのお姉さんがこれまたとても素敵なお人柄。
私はオオトリさまに当てはめながら読みました(笑)。トリさまが居ない暮らしなんて考えられない!
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南 清貴著『真っ当な野菜、危ない野菜』
普通に出回っている野菜は「F1種」という、1代しか続かない野菜であって、それは何代も続く種や苗では種苗業者が儲からないから・・・という話は何となく聞いたことがありましたが、そういった野菜が出回るまでの経緯などが詳しく書かれた本です。
とにかく野菜は規格が揃っていて虫食いなどが無い、綺麗な野菜が売れるし、お店側も売りやすいってことで、農薬や化学肥料を使って、このような野菜が出回る事になっていった、っていう。ふむふむ。「安ければ安いほどいい」という考え方は、危険だなーというのはわかっているけれど、「これはいいものだから高いお金を出す価値がある!」と思えるようなものにスーパーなどではなかなか出会えませんので、つい安いのを買ってしまーう・・・。F1種が開発される前 に、もともとあった「在来種」の野菜はとっても美味しいらしい。食べてみたいー。
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細田守著『おおかみこどもの雨と雪』
映画は見ていないのですが、小説で読みましたー。ふむふむ。読みやすい文章で書かれているんだけど、いまいち入りこめなかったかなー。サラッと書かれていて「あれー?」と思う場面も。あと人物名が「雨」と「雪」って名前なのかそのものなのか紛らわしいなーと思いました(笑)。
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大槻ケンヂ著『オーケンの、このエッセイは手書きです』
ぴあの連載と、webの連載と、男性向け雑誌?の連載を1冊にまとめたエッセイ集!webの連載は全部読んでたんだけど、結構内容忘れちゃってたので、新鮮に楽しく読めましたー!ポルシェについてたカーナビがポンコツで、トンネルの中で「目的地に到着しました」って言われたってところ笑った。
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水野 美紀著『私の中のおっさん』
するするーんと読みやすく、面白かったです。エッセイです。水野さんはカッコイーなー!
「デジタルデトックス」ってのいいなあ。やはり携帯・PCに頼りすぎる暮らしはよろしくないかもなあと私も思います。最近なんとなく、使う時以外は携帯の電源切ったりしている。
オーケンが舞台(アウェーインザライフ)の稽古場にやってきた時の話も書かれてました~。
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大槻ケンヂ著『40代、職業・ロックミュージシャン』
40代・50代のロックミュージシャンンの皆さんにオーケンがインタビューするっていうか、対談集のようなもの。めっちゃサクサク読めるので、あっという 間に読み終わってしまったー。おもしろかったー。複数回登場する人も居るんだけど、その場合必ずオーケンがとってつけたように「○○さん久しぶり」って必 ず言ってて、あまりに全部同じなので違和感(笑)。あと最後のページの終わりの2行のオーケンのまとめっぷりも強引でした(笑)。これはオーケンの発言 じゃなく、連載を本にまとめるにあたって書き足された部分なんだろうなあ~。とか思ったりしました。
サンプラザ中野くんが話している”「足す健康法」ってのは誰かが儲けるためにあるものだ”ってのがフムフムっと思えました。「○○が体にイイ!」ってなって、それが売り場から消える、的なブームとか。現代人は栄養取り過ぎだから断食が良いらしい。やってみたい。
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伊坂幸太郎著『あるキング』
西さんの本、入りこめないーと思った後に再び伊坂さんの本を読みまして、やっぱり伊坂さんの本は読みやすい!と思いました。野球用語がわからず、入りこめ ない部分もありましたけれども、文章の書き方が素晴らしいなーあ!と改めて思ったりしました。「マクベス」っての読んでみたいなー。でも難しいんだろう なー。そして今回も参考文献がいっぱい。すごい。
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西 加奈子著『さくら』
この方の本は初めて読みました。なかなか読みやすく面白かったけれど、比喩表現が多過ぎていまいち入りこめないというか、読みながら別な事を考えてしまう (笑)。登場人物に関して「吉本ばななさんがこういう女の子書いたらすんなり入り込めるんだけどなーあ」とか考えちゃったり。
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坂口 恭平著『TOKYO 0円ハウス 0円生活』
建築の勉強をしていた著者がホームレスの方々が造るブルーシートの家に興味を持ち、実際に住人に話を聞いたり、家の中がどうなっているかをイラストでまと めたりしている本。おもしろかったー。「豊かな暮らし」というのは、お金や物のある・なしでは無いですね!物が何でもある生活は便利で良いことだけど、そ れらのものは無ければ無いでどうにかなるものだったりするし、シンプルに暮らして行きたいなー、と思います。
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伊坂幸太郎『重力ピエロ』
2冊連続で伊坂さん読んじゃったー。これもサスペンス系。毎度の「サスガだなあ」というストーリー展開です。巻末に並んでいる「参考文献リスト」が2ペー ジにわたっており、やはりこれだけの小説書くには、沢山の資料を読んで研究せねばならんのだなあ。大変だなあ。などと思いました。・・・が、読み手はサク サクと読んで楽しむばかりであります。これも映画見てみたい!
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伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』
また伊坂さん。なかなか面白かったっす。ここ、もうちょっと詳しく書いてほしかったなーという部分もあったり。というか、自分が理解しきれてないだけかーぁ・・・。映画を見てみよう。中盤判明するトリック(?)のところ、映画だとどのように表現しているのだろう?
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宮下奈都著『太陽のパスタ、豆のスープ』
タイトルにひかれて読んでみたー(食べ物の名前が入っているとひかれてしまう傾向。笑)
『スコーレNo.4』の作者さんだった!あまり入り込めなかったんだったー!と後から思ったけど、読みやすかったのでさらさらーっと読んじゃいました。突 然婚約破棄された主人公が、叔母さんに励まされたりしながら「やりたいことリスト」を作ったりして、立ち直っていく、みたいな話なのですが、この本もやは り入りこめないというか、あまり共感できなかったなー。うーむむ。私は話の内容がどうってより、文章のリズムとか言いまわしが面白い人の本が好きらし い・・・。
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吉田篤弘著『圏外へ』
500ページぐらいあって、ながーい!と思ったけど、楽しく読み終えました。良くわかんない部分もあったけれども、面白いな~って場面がちらほらあって、良かったです。ワンタン美味しそうだった。
「カタリテ」という吉田さん自身みたいな人が現れて、そのカタリテが物語の進行に行き詰って、そう言う人が休憩する場所、みたいなところで奥さんと休む場面があったり。おもしろい。
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加藤智大著『解』
2008年に起きた、秋葉原無差別殺傷事件をおこした犯人の手記。なぜ事件をおこしたのか、その経緯やその時の気持ちなどが詳しく書かれてます。インター ネット(特に、2ちゃんねるみたいな掲示板文化)に全く触れたことが無い人が読むと「なんのこっちゃ?」となりそうな部分もありますが、フムフムと大変興 味深く読みました。
何かあったときにすぐ「怒り」の感情が湧きあがるのではなく、少し「想像力」を働かせてみるってのは大事だなーと思いました。私は5年に1回ぐらいしか怒らないですが(笑)
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村上 信夫著『帝国ホテル厨房物語―私の履歴書』
帝国ホテルに長年務めてきたコックさんのエッセイと言うか、今までの経歴を語られたもの。このお方にとって料理をすることは、天職なんだなあーと思いました。
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伊坂幸太郎著『陽気なギャングが地球を回す』
それぞれに特殊な能力を持った4人組が銀行強盗を計画するんだけど、逃走中に事故に遭い、別の現金輸送車強盗からお金を奪われちゃって・・・みたいなおは なし。なかなか面白かったス。でも時々、響野と成瀬がどっちがどっちかわからなくなって、祥子がどっちの嫁だっけ?みたいな混乱が(笑)。映画で見たらわ かりやすいかなー。見てみたい。
「似てる!」ってわけじゃないんだけど、なんとなく森博嗣さんのVシリーズを連想しちゃいました。
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深沢七郎著『楢山節考』
短編集というか、何本か収録されているので、そのうちの2つ?ぐらいだけ読みましたー。タイトルになっている『楢山節考』は読んだ!これは映画にもなってるっぽいので、見てみたいっす。
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奥野敦士著『終わりのない歌』
この前読んだ奥野さんの本は、発言集みたいな、言葉をまとめたものでしたが、こちらは「バンドでデビューして解散して地元に戻って仕事中に事故にあっ て・・・」という奥野さんの人生を振り返ったエッセイです。とても読みやすくて良かったです。奥野さんの音楽聞いてみたくなったー。
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加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』
ジャニーズの「NEWS」の人が書いた小説と聞いて、へー!すごい!読んでみたい!と思って図書館で予約したら半年待たされた~(笑)。(さすがジャニーズですね!)
なかなか読みやすく、フムフムと読みました。すげえおもしろい!というわけじゃないけど、なかなかよかったです。幼馴染の男の子二人が、高校生の時に一緒 に芸能界に足を踏み入れるんだけど、片方がメッチャ売れて、もう片方は売れることなくなんとなく続けてる・・・みたいな感じになってしまい、次第にすれ 違っていってしまう、というようなお話なんだけど、読んでいて「やっぱアイドルって大変なんだろうなー」とか思ってしまいました。この人「トラブルマン」 主演の人らしい!見てたわー、トラブルマン。あの人かあ。
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伊坂幸太郎著『ゴールデン・スランバー』
映画は見たことあったのですが、結構内容忘れちゃってたので、「そういえばこんな話だったなー」とか思い出しながら楽しく読みました。伊坂さんの本は読み やすくてよいなー。事件後に両親に届く手紙が最高ですねー!映画で見たのに忘れちゃってて、本で読み直してそのシーンで吹き出しちゃいました。ぷっぷ。
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長島有里枝著『背中の記憶』
写真家である長島さんの初のエッセイ?。幼少期の話など事細かに書かれてて、完全に記憶再現ではなく、創作もあるようなのですが、読んでいるこちらまで懐かしい気持ちになるような文章でした。
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奥野敦士著『いろいろあるさ 生きてっからね』
オーケンがエッセイで奥野さんの本を紹介していたので、読んでみました。(紹介されていた本とは別の本なのですが)奥野さんはバンドでデビューしたミュー ジシャンで、バンド解散の数年後に故郷に帰ってアルバイトしていた際、大けがをして半身不随に。その経緯と、病院で療養中にtwitterでつぶやいた言 葉をまとめた本です。とても良かったですー。『四葉のクローバーを探そうとして、気付いたらたくさんの三つ葉のクローバーを踏みにじっていた。幸せはそん な風に探すものじゃない』というような言葉があって、素晴らしいなーと思いました。
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真保裕一著『震源』
難しい用語が多く、登場人物も多いので、ついていけなーい!感じでしたが、どうにか読み終えました。ちゃんと理解できればとても面白い本なのだと思うので すが、頭の整理が追いつかないッス!書く方はもっと大変だろうなー。すごいなー。(高校生ぐらいの頃に読んだ「奪取」ていう偽札作りの本もかなり長編だっ たけど、私にも理解できて面白かった記憶。。)